総合解説/コメント
■10年4月13日〜19日まで、沖縄は石垣島旅行が決定し、
今回の投稿は見送ろうかと思っていたのですが、
もし間に合いそうなら描こうと思っていたネタが丁度夢オチで、
編集長はさとりなんじゃないかとこっそり疑ったりしました。
ここまで材料が揃ってしまったら描かないわけにはいかんだろう。
■沖縄の蟲や海に暮らす蟲を登場させようと思うと、
夢オチほどやりやすい環境はないですし……
■「夢オチならぽっちゃりネタも許されるだろう」(第2話)
「パロディならデブネタも許されるだろう」(第9話)
…と続いた言い訳ですが、ついには言い訳すらなくなりました。
我が家のメタボタルはこれからも成長を続けるようです。ごめんね。
■どういうわけか、あちこちにロマサガ3ネタが。
1P目1コマ目の背景→最終決戦直前の背景から
1P目2コマ目の背景→ラスボスの背景の一部から
1P目3コマ目の背景→ラスボスの背景の一部から
2P目1コマ目の背景→死食
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
■本編1P目「作者取材のため蟲の手帖はお休みです」
って、言ってみたかっただけ。ちゃんと蟲の手帖として投稿してます。
■本編1P目「闇の翼」
トラウマ。
■本編2P目「天の意志は私に何を求めてるのよ!?」
肥満化。
■本編3P目「いくら夢でもコレはどうかなぁ!?」
水着で虫取りという絵面はベクターケースファイルを彷彿とさせる。
良い子は虫取りをするときは長袖・長ズボンを心がけるように。
■本編3P目「いやまぁ 外国には泳ぐ幼虫もいるらしいけどさ」
大場信義氏の著書「ホタルの不思議」によれば、
中国やタイなどには水中を泳ぎ回る蛍の幼虫がいるらしい。
中国湖北省の武漢の池に生息するというそれは、
学名をLuciola substriataというとかなんとか。見てみたい。
■本編3P目「人体は水に浮くものだし」
かなづちである私は信じていない(←
登場蟲解説/使用・関連写真
【オオゴマダラ】 【幼虫と蛹】
■多摩動物公園にて撮影
日本最大級の蝶として知られる。金色の蛹も有名。
紙が舞うようなふわふわとした特徴的な飛び方から「新聞蝶」とか、
ちょっとひどいものでは「バカチョウ」なんて呼ばれたりするそうな。
■初めて目の前で飛んでいるところを見たときは「あぁ、これが!」と
噂にたがわぬ存在感たっぷりの飛び方に感動したものです。
【ツマベニチョウ】
■多摩動物公園にて撮影。
シロチョウ科では世界最大級として知られるキレイな蝶。
幸せを呼ぶ蝶とも呼ばれているそうですよ。
【コガタウミアメンボ】
■作中では残念なイラストで紹介させてもらったコガタウミアメンボ。
もし興味がある方は是非google先生でイメージ検索してみてください。
■どうも池の上に浮かんでいるイメージの強いアメンボさんですが、
その種類によって、陸水性・沿岸性・外洋性…と、
棲んでいる場所はバリエーションに富んでいるよう。
■コガタウミアメンボは外洋性なので普段はお目にかかれない蟲さん。
時折 浜に打ち上げられることはあるそうです。
参考文献・図書 一覧(敬称略)
『ホタルの不思議』 大場信義 (どうぶつ社)
『ゲッチョ昆虫記−新種はこうして見つけよう−』 盛口満(どうぶつ社)
|
|